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病気などの解説

alt 腰痛の話
 腰痛について(腰痛全般)
 腰痛にならない日常の工夫
 腰痛になったら
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腰痛の話
 腰痛は人類が直立歩行をするようになってから起こりやすくなったともいわれております。強弱を別にすれば殆どの人が生涯の内に1回や2回は腰痛を経験する事と思います。一度腰痛になると弱点を残して治る事が多く、日常生活のなかで腰に負担をかけないように注意しないと再発する恐れがあります。再発を予防するにはどのようにしたらよいか。そういう観点から腰痛についてまとめてみました。

腰痛について(腰痛全般)
腰痛はなぜ起こるか 元来、哺乳動物の骨格と筋肉は四肢で這うのに適するように構成されています。人類は進化の過程で2本足で歩行するようになりました。この際、一番変化したのが骨盤の位置(傾き)です。四肢歩行の時に横になっていた骨盤が直立歩行するにあたり60度起き上がったのです。あとの30度は腰椎の前湾と胸椎の後湾でバランスをとって直立歩行をしているのです。即ち斜めに傾いた基盤(骨盤)の上に重い上半身が乗っているという不安定な状態にあるのです。当然腰部への負担が大きくなり、腰痛を起こし易くしているものと思われます。その様な観点から、腰痛は人類の宿命ともいわれております。
腰痛の原因となる疾患に、加齢、既往歴、運動過多、運動不足、不注意な動作、労働条件、生活条件、過労、ストレスなどの要素が加わって腰痛を起こすものと考えられます。
腰痛を起こす頻度 全人口の2〜3人に1人は腰痛を経験するといわれていますが、多くの場合は一過性の腰痛ですみます。しかし、中には、急性腰痛(ぎっくり腰)を繰り返す人や、慢性の腰痛に悩まされる人もかなりおります。
整形外科外来を訪れる3割前後の人は腰痛を訴えて来院する患者さんです。
腰痛を起こす病気の分類 腰痛の原因は様々ですが、次のように分ける事が出来ます。
1) 脊柱に関連するもの(表下の説明参照)
@) 変形性脊椎症腰椎椎間板ヘルニア腰椎分離症、腰椎すべり症腰部脊柱管狭窄症骨粗鬆症など変性疾患、所謂腰痛症(筋・筋膜性腰痛症など)
A) 骨折、打撲、捻挫など外傷性のもの
B) 骨髄腫、癌の脊椎転移など腫瘍性のもの
C) 化膿性脊椎炎、強直性脊椎炎、脊椎カリエスなど炎症性のもの
2) 内臓疾患に関連するもの(内科的、泌尿器科的、婦人科的疾患など)
3) 心因性に関するもの
 精神的ストレスからくる腰痛症など
これらのうち,脊柱に原因がある腰痛が大多数をしめます
腰痛を起こし易い人 1)腰椎の前湾(腰のそり)が強くなっている人
2)腹筋の弱い人
3)背筋や下肢の筋肉の柔軟性が低下している人
4)腰を伸ばす筋肉が弱くなり,腰曲がり傾向にある人
5)姿勢の悪い人、不自然な姿勢で働く人など
正しい姿勢とは
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図解はこちら
立位 腹筋を緊張させて背中を伸ばした状態が正しい姿勢です。だらしなくお腹を突き出すのではなく、お腹をへこませる感じです。
座位 背中に力を入れることなく、腰が軽くそっている状態が正しい姿勢です。
<<< 腰痛を起こす主な病気の説明 >>>
腰痛症 
腰痛という症状はあっても、その原因と思われる器質的病変が明らかでないもの(骨や関節、椎間板などに特別な異常が見られず、原因のはっきりしない場合)を腰痛症といいます。腰背筋の疲労で起こる腰痛等にもこの病名が付けられます。
所謂ぎっくり腰とは、ぎくっとして急激に起こった腰痛の総称(急性腰痛症)で、一つの独立した病気ではありません。腰部の筋肉、靭帯、椎間板、椎間関節の損傷等が考えられます。
変形性脊椎症 
椎間板の老化現象が隣り合わせの脊椎骨に影響を与えて脊椎骨に変形を起こす状態をいいます。
腰椎椎間板ヘルニア 
椎間板に強い力が加わって線維輪の亀裂から髄核が押し出された状態をいいます。
腰部脊柱管狭窄症 
脊柱管のまわりの骨、椎間板や靭帯の変化のために脊柱管が狭くなり、その中の馬尾神経や神経根を圧迫する状態をいいます。
腰椎分離症・腰椎辷り症 
脊柱骨の前方部分と後方部分との連絡部に骨折のような分離が起こるものを分離症、その結果上部の脊椎が前方にずれるものを辷り症といいます。
骨粗鬆症 
骨のカルシウムの吸収と排泄のバランスがくずれ、骨がスポンジ状にもろく、折れやすい状態になったものをいいます。骨粗鬆症だけでは腰痛は起こりませんが、二次的に圧迫骨折などの背骨に変形が起こると腰痛が出ます。

腰痛にならない日常の工夫
常に不意の動作をしないように気をつけましょう!
同じ姿勢を続けないようにしましょう!
肥満に気をつけましょう!
腹筋を鍛えましょう!
過労やストレスを避け、規則正しい生活をしましょう!

また、以下のようなことにも気をつけましょう!!
立っているときは 出来るだけ同じ姿勢を続けないようにしましょう。できれば低い足台等を使って、片足ずつ交互にのせるようにしましょう。
なるべく中腰の姿勢をさけるようにしましょう。どうしても中腰にならなければならないときは膝をまげて腰を落とすようにしましょう。洗顔時等も一寸膝を曲げて腰を落とすことにより、腰の前屈をなるべく避けるようにしましょう。
腹筋を緊張させて(お腹を引っ込めて)、正しい姿勢を保つようにしましょう。
歩いているときは 重い物を持つときは左右バランスよく体の近くで持つようにしましょう。荷物の挙げ下ろしも、腰をあまり曲げずに膝を使うようにしましょう。
腰痛のある人はハイヒールを履かない方がよいでしょう。
座っているときは 椅子に座るときは低めの椅子に深く腰掛け,長時間同じ姿勢をとらないようにしましょう。時折膝を交互に組み換えることもよいでしょう。
あぐらより正座をするようにしましょう。どうしてもあぐらをかかなければならないときは、お尻の下だけに二つ折りにした座布団を入れ、お尻だけ一寸高くして座るようにするとよいでしょう。
寝ているときは 仰向けに寝る時は膝の下に枕等を入れて、足を曲げて寝るとよいでしょう。
膝を曲げてエビのように丸くなり、横向きに寝るのもよいでしょう。
うつ伏せ寝は腰に負担がかかるのでやらない方がよいでしょう。
ベットや引き布団は、フワフワしてお尻が沈み込むような柔らか過ぎるより、やや固めが良いでしょう。
 以上のほか、腰痛の予防には体幹と下肢筋肉の柔軟性と筋肉の強化が肝要です。正しい姿勢でこまめに歩くようにしましょう。水中歩行、ストレッチ体操、腰痛体操等が効果的ですが、詳しい事は専門医と相談してから行なってください。

腰痛になったら
少し様子をみてもよい腰痛 ぎっくり腰などで強い痛みがあっても、安静にしていれば痛まない(身体を動かさなければ痛くない)場合は少し様子をみてもよいでしょう。1〜2日安静にしていると多くの場合強い痛みは軽減します。動けるようになってから整形外科医の診察を受けましょう。その間、湿布をするのもよいことです。温湿布でも冷湿布でも気持ちがよければかまいませんが、一般的には、急性期は冷湿布を、慢性化したものは温湿布がよいでしょう。風呂は痛みが強いうちはやめた方がよいでしょう。
軽い腰痛でも前に述べたようにいろいろな原因で腰痛が起こります。治り難い時は医師の診察を受けましょう。
又、下肢に強い痛みやシビレ、麻痺(知覚障害、運動障害)がある場合は整形外科医の診察を受けましょう。
一寸心配な腰痛 腰痛の他に、発熱、吐き気、腹痛、全身倦怠等の症状がある場合。
安静にしていても(身体を動かさなくても)収まらない強い痛みがある場合。
排尿障害がある場合。
血尿がある場合。
以上のような場合は、骨、関節以外の病気の可能性がありますので速やかに医師の診察を受けましょう。



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