![]() 江戸独楽は内独楽(室内で回す独楽の事で家独楽とか座敷独楽ともいう)で、色彩の美しいのが特徴です。 江戸独楽は大型の曲独楽にはじまり、 ![]() 江戸独楽の種類には、 1)糸引き独楽(ちょうちん独楽、ひょうたん独楽、鳴り独楽、とび独楽、夫婦独楽、力士独楽、野菜独楽、よくばり独楽など) 2)ひねり独楽(すもう独楽、当て独楽、花独楽、皿独楽、重ね独楽、子持ち独楽、けし独楽など) 3)もみ独楽(三段独楽、面独楽など)に分類されますが、その他にもいじわる独楽(つり独楽)など30以上もの種類があります。 現在も尚、江戸独楽師によって新しい創作独楽が作りだされています。 ![]() 逆立ち独楽を日本で作り始めたのも広井政昭氏です。 よくできた独楽は軸が垂直に立ち、わずかなブレもなく回転します。あたかも静止しているように見えます。この状態を「眠っている」とか「澄んでいる」といいます。広井さんは眠っている独楽を見ているとある人が云った言葉「人の心には独楽がある。軸がぶれなければ、人生は正しい方向に向かうもの」を思い出すそうです。薀蓄のある言葉です。私は眠っている独楽を見ていると心が澄んでくる感じがします。独楽は人の心に何かを与えるようです。
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